〔『正法眼蔵』原文〕 空中に生じ、空中に滅す。 翳中に生じ、翳中に滅す。 華中 ケチュウ に生じ、 花中に滅す。 乃至諸余の時処もまたまたかくのごとし。 〔『正法眼蔵』私訳〕 空華は空中に生じ、空中に滅する。 〔空中に生じ、空中に滅す。〕 翳 中 (病眼中) に生じ、 翳 中に滅する。 〔翳中に生じ、翳中に滅す。〕 華中に生じ、華中に滅する。 〔華中に生じ、花中に滅す。〕 あるいは、空華はそのほかいつでもどこでも、 ま たこのように生じ滅するのである。 〔乃至諸余の時処もまたまたかくのごとし。〕 〔もろもろの法において、「生死として厭う べきもなく、涅槃として願うべきもなし」、大解脱の境界。これが空華の現成である。〕 空華は空中に生じ、空中に滅する『第十四空華』14-4-4b 合掌 ランキングに参加中です。よろしければクリックをお願いします。 ↓ ↓ にほんブログ村