〔『正法眼蔵』原文〕 雲巌 ウンガン 和尚と道吾 ドウゴ と、おなじく薬山に参学して、 ともにちかひをたてて、四十年わきを席につけず、一味 イチミ 参究す。 法を洞山 トウザン の悟本大師 ゴホンダイシ に伝付 センプ す。 洞山いはく、「われ、欲打成一片、坐禅辨道已二十年 《一片に打成 タジョウ せんと欲して、坐禅辨道すること已 スデ に二十年》 なり」。 いまその道 ドウ 、あまねく伝付せり。 〔『正法眼蔵』私訳〕 雲巌曇晟 ドンジョウ 和尚と道吾円智和尚は、同じく薬山惟厳 ヤクサンイゲン 禅師について参禅学道して、共に誓いを立て、四十年脇を床に付けず、心を一つにして参究した。 (雲巌和尚と道吾と、おなじく薬山に参学して、ともにちかひをたてて、四十年わきを席につけず、一味参究す。) 法を洞山の悟本大師に伝えた。 (法を洞山の悟本大師に伝付す。) 洞山大師は言った、「わたしは、あらゆるものと一つに成ることを願って、 坐禅修行すること既に二十年である」。 (洞山いはく、「われ、欲打成一片、坐禅辨道已二十年 《一片に打成せんと欲して、坐禅辨道すること已に二十年》なり」。) 今その雲巖・洞山の坐禅弁道が、遍く今日まで (道元禅師まで) 伝わっている。 (いまその道、あまねく伝付せり。) 洞山「あらゆるものと一つに成ることを願って、坐禅修行すること既に二十年である」『正法眼蔵第十六行持』16-7b 合掌 ランキングに参加中です。よろしければクリックをお願いします。 ↓ ...
〔『聞書』私訳〕 / 雲巌無住大師は、石頭希遷の孫弟子で、薬山弘道大師の弟子である。 /道吾は、石頭希遷の弟子で、号は天皇子である。 〔『抄』私訳〕 雲巌無住大師、文の通りである。 道吾、文の通りである。