明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
〔『正法眼蔵』原文〕
大宋国湖南長沙チョウシャ招賢大師、上堂示衆云ジシュウニイワク
尽十方界、是沙門眼。《尽十方界、是れ沙門の眼》
尽十方界、是沙門家常語。《尽十方界、是れ沙門の家常語》
尽十方界、是沙門全身。《尽十方界、是れ沙門の全身》
尽十方界、是自己光明。《尽十方界、是れ自己の光明》
尽十方界、在自己光明裏。《尽十方界、自己の光明裏に在り》
尽十方界、無一人不是自己。《尽十方界、一人として是れ自己にあらざる無し》
仏道の参学、かならず勤学ゴンガクにすべし。転疎転遠テンソテンノンなるべからず。これによりて光明を学得せる作家ソカ、まれなるものなり。
〔『正法眼蔵』私訳〕
大宋国湖南の長沙景岑招賢大師が、法座に上って大衆に示して言う、
(大宋国湖南長沙招賢大師、上堂示衆云)
尽十方界(全世界)は、沙門(修行僧)の眼(私がなく見えるままの眼)である。
(尽十方界、是れ沙門の眼)
尽十方界は、沙門の日常の語である。
(尽十方界、是れ沙門の家常語)
尽十方界は、沙門の全身である。
(尽十方界、是れ沙門の全身)
尽十方界は、自己の光明である。
(尽十方界、是れ自己の光明)
尽十方界は、自己の光明の中にある。
(尽十方界、自己の光明裏に在り)
尽十方界は、一人として尽十方界が自己でないものはいない。
(尽十方界、一人として是れ自己にあらざる無し)
仏道の参学は、必ず熱心に光明を修行すべきである。
(仏道の参学、かならず勤学にすべし。)
光明と疎遠であってはならない。
(転疎転遠なるべからず。)
光明と疎遠であって光明を自己のものにできた
作家(仏道に弟子を導くことができる優れた師家)は、希なものである。
(これによりて光明を学得せる作家、まれなるものなり。)
合掌
ランキングに参加中です。よろしければクリックをお願いします。

コメント
コメントを投稿